イタリア語で勲章受章者を意味する CAVALIERE(カヴァリエーレ)。
昨年亡くなられた元首相ベルルスコーニ氏も受賞者であることから、その愛称で親しまれていました。彼が党首を務めていた FORZA ITALIA(フォルツァイタリア)と長年にわたり連立政権を組んでいる LEGA(レーガ)、その党首であるサルヴィーニ氏がこのほどミラノのマルペンサ空港をベルルスコーニ氏の名前にするように提案しました。無茶なことだと思われていましたが、なんと空港運営側からはあっさりとOKが… ローマのフィウミチーノ空港は別名レオナルドダヴィンチ、ピサはガリレオガリレイ、パレルモのプンタライジ空港はマフィアと闘った2人の判事ファルコーネ、ボルセッリーノに別名が捧げられています。さてミラノのマルペンサはいかに? 野党である民主党はこれに反発、イタリアの法律によれば死後10年が経過しないと公共の施設にはその名をつけられないとか… ベルルスコーニ氏は今も話題の中心ですね!