久しぶりのブログとなりますが、ここ最近の大きなニュースは何と言ってもベルルスコーニ氏が亡くなられたことだと思います。入退院を繰り返していたので多くの方々は覚悟していたのでしょうけど… ベルルスコーニ氏はカリスマ性があり、フアンも多かったですが敵も多く、常に話題の中心にあった人でした。裸一貫で建築会社を立ち上げてメディアにも進出し、莫大な財産を築いて政界のトップにまで登りつめたのですから、憧れた人もたくさんいるんですよね。ミラノの大聖堂で行われた葬儀は彼の人気ぶりを証明していました。厳重な警備の下、広場は2万人の群衆で埋め尽くされ、以前オーナーをしていたACミランのサポーターと現在所有しているサッカーチームのモンツァのサポーター達がエールをおくりました。とにかく素晴らしい葬儀でした。が… これが国葬というのが大きな論争を巻き起こしていまして(わが国でも似たような話が…)歴代大統領はともかく、首相の国葬は前代未聞だとか… マフィア撲滅に尽力を尽くし殉職した英雄ファルコーネ氏とボルセリーノ氏でさえ国葬ではなかったとか… とにかく揉めています。 まだしばらくは静かにしておきたいですけど…