洪水 その後…

広島のG7に出席していたメローニ首相でしたが、エミーリアロマーニャ州の洪水という緊急事態に対処する為に一日早く帰国されました。長靴を履いて水がひいていない被災地を回りながら、現地の人々を励まし現状を把握されています。雨こそやんだもののまだ被災地は水浸しです。一時期は3万人以上であった避難者も2万6千人と少し減りましたが家屋の被害状況は深刻で、加えてまだ100以上の地点で土砂災害の危険性があるということです。特に打撃を受けたのは州の農産物で、穀物類、フルーツ、小麦などは壊滅状態だそうです。水を吸い過ぎてしまった樹木や畑などのダメージも懸念されていて、生物多様性に大きな影響が出るのではないかと言われています。養豚場や養鶏場も大きな被害を受け、その被害額は計り知れません。本日11時より閣議が開かれて今後の対応にあたっていくそうですが、復興にはしばらく時間がかかりそうですね…  美しい観光地も沢山あるのに残念です…  フォルツァ エミーリアロマーニャ!