カラーブリア州クロトーネ県の移民船難破による被害者は67人となってしまいました。まだまだ行方不明者が多数いるそうです。ピアンテドージ内務相の「彼らは出発すべきではなかった」という発言が炎上し、野党は彼の辞任を要求したり、与党は火消しに追われたりと
ゴタゴタが続いていて大変そうです。タイムリーな救助活動がなかったことも問題となり責任の所在も追求されています。そんな混乱の中、マッタレッラ大統領が現地を訪れて被害者の棺を前に黙禱を捧げ、病院では収容されている生存者を励まし、子供達にはおもちゃをプレゼントしたそうです。病院内では「大統領、私達を見捨てないでください!」という移民達の声が響き渡ったとか… これは本当に大変な問題です。