政治編 またまたベルルスコーニ騒動

一昨日(日曜日)と昨日(月曜日)、2日間に渡って行われたロンバルディアとラッツィオの州選挙はどちらも現与党の中道右派の勝利となりました。投票率はかなり低くて前回(4年前)の半分だったそうです。それでもイタリアで最も重要な2つの州で勝利したことは大きく、与党の連立政権では各党大喜びです。特にメローニ首相率いるFDIは両州で大きく議員数を伸ばして独走状態です。そんな中道右派の連立政権ですけど… またまたフォルツァイタリアの党首であるベルルスコーニ氏が暴言を吐いてしまいました。「私が首相ならばウクライナ大統領のゼレンスキー氏とは会談などしない!」 この発言はEUと共にウクライナを支援している現メローニ政権を批判してるかのようですね… プーチン大統領とは親交が深いベルルスコーニ氏だけに、やはり彼はロシアの味方なのかと炎上中です。気の毒なのは火消しに追われるフォルツァイタリアの議員の皆さんで、No2であり現外務大臣&副首相でもあるタイアーニ氏は「我々はEU、NATO、アメリカと共にウクライナを支援していく」と弁明してます。苦しいですね… 与党連立政権大丈夫?