4月12日からのコロナ規制

昨日（４月１０日）イタリアでの新規感染者数は１７,５６７人、死者数は３４４人。順調に進んでいたワクチン接種もアストラゼネカ社の問題で停滞気味である。血栓を引き起こす可能性がある（根拠はない）ことで同社のワクチン接種を拒否する人が多く、シチリア州ではその数が８割に及んでいる。明日（４月１２日）からはほとんどの州がオレンジゾーンになるが、ヴァッレダオスタ、プーリア、カンパーニャ、サルデーニャの４州はレッドゾーンに指定された。一時期はホワイトゾーンで最も安全と言われていたサルデーニャ州のレッドゾーン確定は驚きである。その他１０万人に対して２５０人以上の割合で陽性者がでている地域では県や市町村の単位でレッドゾーンに指定され、トスカーナ州のいくつかの地区がこれにあてはまる。まだまだ先は長い。