復活祭後

イギリス型変異種の広まりでコロナ感染者数が減少に転じないイタリア。昨日（３月２７日）も新規感染者数は２３,８３９人、死者数は３８０人と高水準である。ワクチン接種も進んではいるが、その道のりはまだ長い。そのような状況を踏まえて新たな規制がドラーギ首相から発表された。来週末の復活祭（４月３,４,５日）の３連休はイタリア全土でロックダウン、さらに連休後は４月３０日まで全ての州がレッドゾーン（ほぼロックダウン）かオレンジゾーン（ソフトなロックダウン）に指定されて経済活動が規制される。学校については中学一年生までは登校出来るが、それ以上の学年はオンライン授業となる。これにより飲食店は再び営業が出来ず、テイクアウトとデリバリーのみとなってしまう。あまりにも厳しい対策に批判も出ている。