変異種

一時はコロナ新規感染者数が１万人を割り込み減少傾向にあったイタリアであるが、最近では２万人を超える日が続いている（昨日３月７日は２０,７６５人）。これはより感染力の高い変異種（特にイギリス種）の広がりによるもので警戒が強まっている。本日からまた新たな州の色分けが実施されるが、カンパーニャ、バジリカータ、モリーゼの３州はレッドゾーン、その他ほとんどの州はオレンジゾーンとなってしまい経済活動が規制される。州自体がレッドゾーンではなくとも感染率の高い地域では県や市町村のレベルでレッドゾーンの扱いとなり、エミーリアロマーニャ州ではほとんどの地域がそれに該当する。新しく設けられた警戒レベルが低いホワイトゾーンには唯一サルデーニャ州がエントリーした。サルデーニャ州はマスクの着用やソーシャルディスタンスは義務付けられているが、ほぼ制限のない日常が取り戻された。

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