いよいよ明日は待望の5月18日である。イタリアでは全ての州で商店、飲食店、理容店等が再開となる。各州にその判断は任されているが美術館の再開や海開きを決定した州もある。5月16日の新規感染者数は875人、死者は153人、日本と比較するとまだまだ高い数字ではあるが、これ以上の経済的ダメージを防ぐためにも商業活動の再開は重要である。一番の被害を被ったロンバルディア州も18日から他の州と同様に飲食店、理容店、商店の再会を決定した。ピエモンテ州については、飲食店の再会は時期尚早との判断で23日まで延期となった。議論が続けられていた飲食店(リストランテやトラットリア等)のソーシャルディスタンスは1メートルにまで緩和されたが、席を離れる際にはマスクの着用が義務付けられ、入店時にも体温測定が行われる。混雑を避ける為に完全予約制となり、店内ではメニューのやり取りもない。事前の打ち合わせやオンライン等による選択となる。とにかく5月18日がどのような日になるか、日本から見守りたい。
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