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ヴェネトワイン

ヴェネトワイン
ヴェネトワイン

我が家にてヴェネトワイン飲み比べ。前菜からメインまでヴェネト料理とカップリングしました。右より1本目のスプマンテ アリーチェ「アンジェロ パドセ 2011」プロセッコエリアで作られるピノネロ主体のヴィンテージスプマンテ。ドサージュ無しでSO2無添加。瓶内二次発酵42ヶ月。時間とともに上質のシャンパーニュのようなニュアンスを発揮。パドセらしくスッキリとしたとてもエレガントな飲み口。輝かしい黄金色で泡もとてもクリーミーでした。少し高めの温度がおすすめです。

2本目の白ワイン ピエロパン「ソアーヴェ クラシコ カルヴァリーノ 2010」私が大好きなピエロパンのクリュ カルヴァリーノ。現行ヴィンテージは2017ですが、今回は2010年のバックヴィンテージを入手。ガルガーネガ70% トレヴィアーノ・ディ・ソアーヴェ30%。15年は熟成のポテンシャルがあると言われるカルヴァリーノ。

現行ヴィンテージと比較すると、やはり熟成感があり、エレガントで落ち着いた印象でした。香りもとても強く素晴らしいソアーヴェのニュアンスを完全に維持しています。まだしばらくは熟成の可能性を感じました。3本目の赤ワイン ベルターニ「アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラシコ 2009」コルヴィーナ70% ロンディネッラ25% モリナーラ5% 古典派アマローネの代表、色もガーネットがかり、香りも味もとてもエレガント。モダンアマローネに感じる重さや甘さ、色の濃さはは一切感じませんでした。最低6年間ゆっくりと熟成したからこその仕上がりだと思います。まだまだ熟成可能。

4本目の赤ワイン チェザーリ「アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラシコ

リゼルバ ボザン 2007」コルヴィーナ80% ロンディネッラ20% 通常のアマローネの規定熟成期間よりさらに2年寝かせたリゼルバ。ヴァルポリチェッラ クラシコ地区の中でも一番標高の高いサン・ピエトラ・イン・カリアーノ村、その村の最も標高の高いクリュ「ボザン」のブドウのみから作られるアマローネ。すなわち全てのアマローネの中で一番標高の高い地点で栽培されたブドウを使用。ベルターニ同様こちらもとにかくエレガント。香りも凝縮感も強く、それでいて標高の高さからくる冷涼感からかとてもシルキーな味わい。こちらもまだまだ熟成可能です。

やはりコルヴィーナ種とロンディネッラ種(もちろんモリナーラもオッケー)だけで作られる本来のアマローネは、過度な甘さや重さもなく、他の品種をブレンドしたアマローネより色も薄く、飲み口もスムーズでエレガントであると思いました。

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