我が家にて、トスカーナワイン(海沿い編)飲み比べ。
白ワインはグロッセート県のジーリオ島より2種、赤ワインはリヴォルノ県ボルゲリより2種のチョイス。
①アルトゥーラ「アンソナコ2017」ジーリオ島のアンソニカを昔ながらの製法で作ったワイン。自然派ワインらしい味わいで飲みごたえも充分。限りなく常温で、時間が経過するほど旨みが増していきました。
②ビービー・グラーツ「ブジーア2014」樹齢80年以上のジーリオ島のアンソニカ100%で作られたワイン。ボリューム感たっぷりで様々なニュアンスが感じられました。時間の経過と共にとてもエレガントになったワインでした。
③グラッタマッコ「ボルゲリ・スーペリオーレ2014」サシカイア、オルネライアと共に評される三大ボルゲリの一つ。2014年ヴィンテージもトレビキエーリ(ガンベロロッソ)獲得。
今飲んでも充分楽しめますが、熟成のポテンシャルは相当ありそうです。カベルネソーヴィニヨンとメルローに15%のサンジョヴェーゼをブレンド。このわずか15%のサンジョヴェーゼの主張が良い意味でとても強く、イタリアワインらしさを演出してくれています。
ボルドーワインとナパワインの良い所を併せ持った感じでした。
④テヌータ・アルジェンティエーラ「ボルゲリ・スーペリオーレ2004」こちらは完全なボルドーブレンドですが、それでもイタリアらしさが感じられました。とにかくバランスが良く、とてもエレガントな仕上がりになっていて、ボルゲリという土地がボルドー品種の栽培に適しているというのが納得できるワインでした。2004年ヴィンテージはちょうど飲み頃をむかえた感じでしたが、まだまだ熟成のポテンシャルがありそうです。ちなみに2004年はデビュー2ヴィンテージ目にしてトレビキエーリ獲得という偉業を成し遂げています。
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